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清原一族

2016 - 01/04 [Mon] - 01:57

年末は忙しくブログの更新ができませんでしたが、

年も明けたことですので再開したいと思います^^;

今回は前九年の役の中での清原一族について、

まず清原一族とは、つねに倭人に顔を向けて世を渡ってきた

特性を持つ蝦夷(えみし)である。つまり、蝦夷という危うい立場の

利害得失を考える際、朝廷権力の代行的立場をとることで、

一族の繁栄を図ってきたというのが清原一族の特質である。

朝廷は、「夷を以って夷を征する」という策を何百年にもわたって

征夷の根幹としてきた。つまり自分達の槍の穂先となって戦う蝦夷には、

性と官位を与え、貴族に連なる席に座らせるという策であり、

その性が清原だった。誇りある蝦夷は無論やらない。

だがそんな蝦夷の中にも、現実的な判断を優先させる蝦夷があり、

誇りなどという腹の足しにもならない事は気にせず、喜んで朝廷の

手足となり同族を討つ。清原一族とはそういう蝦夷の典型であった。

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安倍崩し(2)

2015 - 11/18 [Wed] - 00:47

正任を味方に引き入れる為、源頼義は照任が一人で

和賀の極楽寺に出向いた目立たない機会をとらえ、

照任に対し密使を送った。密使から照任に伝えられた内容とは

「安倍と朝廷との戦、今は膠着状態が続いていますが、いずれ十万の兵を

動かす時が来ます。そうなれば結果は見えているでしょう。

正任殿がどちらにつくのが利か、考えるまでもないでしょう」


密使はそこまで言うと、黄金の粒の入った小箱を押しやりこう続けた。

「正任殿がもしご参陣くだされば、奥六郡のうち望みの三郡を与え、

権守の位を約束する勅許を、と考えております。そして照任殿には・・・・」


密使はここまで言った時、「小ざかしい」と一言。

密使は照任により正面から蹴り飛ばされてしまい、

差し出した黄金を回収する間もなく逃げ帰ってしまった。

頼義がこの報告を聞いたとき、

それが当然と言わんばかりに笑みがこぼれた。

「相手は誇り高い蝦夷の王、安倍の者である。飢えた猪のように、

すぐに餌箱に首を突っ込むものか。これも策謀のうちである。

これが貞任に聞こえればそれでよし、

貞任の耳に入らぬようであれば正任はいずれ折れる。」


源頼義の落としどころは正任を味方にすることではなかったのである。

密使の伝えた内容が貞任の耳に入れば、貞任は正任を警戒し、

今までのように正任を孤軍で突出させるようなことはしなくなるだろう。

そうなればこちらとしては戦い安くなる。

ここが頼義の本当の落としどころで、

正任が味方になることは、棚から牡丹餅位にしか考えていなかった。



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安倍崩し

2015 - 11/17 [Tue] - 01:36

源頼義は黄海の惨敗から陸奥守の二度目の任期切れを迎えた。

頼義は、戦は下手だが、政治工作は得意分野であり、

任期切れをただ待っていたわけではなかった。

まともに戦いを挑んでも勝てない事は明らかになったことで、

以前にも増して安倍一族の内部崩壊と奥羽山脈を挟んだ

東西の蝦夷の分断と対立を画策していた。

当然頼義は、五郎正任を狙った。

以前にも書きましたが、正任は安倍一族頭首の貞任と同じ歳なのに

五男にまで格下げされ、正任の不満が爆発寸前であることを

頼義は知っていた。

だからといって正任にダイレクトに接触することは避けた。

正任は狂気の塊のようであり、いつ爆発するか分からず、

間に人を立てるようにした。

頼義が間に立てた人とは、父安倍頼時が死んだ時に出家した、

四男安倍照任だった。照任はすでに武は捨てており、

柵主でもなかった。照任はその立場の身軽さを利用し、

頼時の正妻新羅の子である貞任、宗任と

外戚腹の子たちの気持ちを結ぶ役目をしていた。

貞任から見ればとても重要な存在だった。

しかし、頼義の側から見ると安倍でありながら、

半分は安倍から脱しているように見えた。



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黄海の戦い(3)

2015 - 11/16 [Mon] - 01:41

源義家が先陣を切り、自ら黄海への道を拓こうとしたとき、

信じられない第二波の攻撃がやってきた。

雪煙の山の斜面に、突然数十本の丸太が起ち上がったのである。

源氏軍は檻のように囲まれたと思ったが、檻ならまだよかった。

起ち上がった丸太が自分たちに向かって倒れて来た。

これは、正任軍の戦いを読み、

それを囮にして貞任達本隊が仕掛けて置いた罠だったのである。

貞任は源氏が北上する時、ここを通ると読んでいて、

その予想通りになった。

もっともこの読みが外れるはずもなかった。

大軍が黄海柵に向かえる街道はここしかなかったのだから。

しかし、この戦いは貞任の予定通りにはいかなかった。

囲まれて死を覚悟した源氏軍は、槍隊を固めると三段に壁をつくり、

退路となる街道を守る宗任軍に向かって攻めかかった。

安倍からすれば見たこともない戦法であったため、

やむを得ず山上へと逃げ、宗任軍の一角があっけなく崩れてしまった。

吹雪も止み始め、視界が開けてきた時、貞任が見たものは、

あるはずのない光景だった。宗任軍の守る退路が崩されていたばかりか、

源氏軍は黄海柵に向かい進撃を開始していたのである。

貞任はここを決戦場にする策はもはや消えたと、次の策を考えるしかなかった。

しかしそこで、またもやあるはずのない光景を目にしたのです。

黄海柵に打って出ようとする源氏軍の背後に、

突如、騎馬の一団が雄たけびとともになだれ込んできた。

先頭には、八身(やみ)と書かれた旗をなびかせている騎馬がいた。

安倍の相談役としての客人、陰陽師の八身が

騎馬軍団をつれて駆けつけたのであった。

八身が率いていたのは北方騎馬民族でその数約50騎、

その50騎が一気に源氏軍の中を駆け抜けた。

そうかと思えば別方向から、酋刈乙比古に率いられた毛無族50騎と

その娘朱鳥を先頭にした50騎が交互に源氏軍のなかを駆け抜けた。

その一団が駆け抜けるたびに2、30人の源氏軍が倒れ、

個別撃破を待つようにしだいに散り散りになった。

源頼義は59歳にして膝の力が抜け落ちるほどの恐怖を感じたという。






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黄海の戦い(2)

2015 - 11/15 [Sun] - 13:16

厳しい吹雪と寒さの中、黄海柵を目指し北上する源氏軍千五百。

目標まで二里(約千百メートル)の地点にたどり着いたところで、

休息をとった。こんな日に攻めて来る事がないだろう時に

攻めてこそのゲリラ戦法であり、攻める側の源氏としては

こんな日に見張りが出ていることもないだろうと、

千五百人が一塊になって暖を取り休息していた。

前方は相変わらずの吹雪で視界を遮っている。

そんな中、源氏軍最後尾にいたみはりが、

「今鹿の啼き声が聞こえた」と言った。

誰もがこんな吹雪の中鹿が出ているわけがないだろう、

それに鹿がいたところで何になるとも思わず、皆気にも留めなかった。

だが、その鹿の啼き声こそが貞任と正任の連合軍一千人の

攻撃開始の合図だったのである。

まず、六男重任を傍に従えた正任軍400人が、

急斜面から大小の石を転がし落とした。

源氏側にすれば、山の方からもの凄い音はする。

が、吹雪の壁で何なのかわからない。

音の正体が分かった時にはすでに遅く、

その攻撃で山側にいた源氏軍200人が死傷した。

転がるように谷へ逃げようとする源氏軍を待ち受けていたのは、

反対の斜面の高所に陣取った貞任軍600人の矢嵐だった。

容易に逃げられないと悟った源頼義と嫡男の源義家を中心とした

源氏軍1300人は、見えない敵に必死に目を凝らしながら

おしくらまんじゅうのように固まった。

ここで出てきた源義家が後の有名な八幡太郎義家である。



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